一般社団法人高齢動物医療福祉協会

近年、医療やペットフードの向上によりペットの平均寿命が延びてきました。
しかし、寿命を延ばした先の未来を我々はまだ見据えられていないのが現状です。

例えば、寿命を延ばした先に待つ介護、高齢期特有の病気などです。これらについての社会認知度は低く、それによって高齢期を迎えたペットとの生活に苦しんでいる
飼い主は多くいます。若かった頃とは違い、歳を重ねるに連れ徐々にできないことが増えてきます。元気に走り回っていたペットも介護が必要になってきます。

介護が必要となったペットとの生活は、決して楽ではありません。現在、ペットの介護サービスは少しずつ普及されてきています。
しかし、ペットの介護に関する知識と技術を十分に有し、そのサービスを提供できる人材が極めて少ないことが大きな課題です。